映画「ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!」ネタバレあらすじ

大人になってもピュアでおバカなビルとテッドが、またまた可笑しなタイムトラベルの大冒険へ！！果たして世界を救えるのか？！

 

 

公開：2020年

製作国：アメリカ

上映時間：91分

監督：ディーン・パリソット

出演：キアヌ・リーブス、アレックス・ウィンター
サマラ・ウィーヴィング、ブリジット・ランディ＝ペイン
クリステン・シャール、ウィリアム・サドラー　ほか

関連作品：
ビルとテッドの大冒険（1989年）
ビルとテッドの地獄旅行（1991年）

 

 

 

※本記事にはネタバレ、結末が含まれています。

映画「ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!」ネタバレあらすじ

今から31年前、能天気な高校生ビルとテッドは、未来から来た男ルーファスに、将来彼らのロックバンド「ワイルド・スタリオンズ」が世界に愛と平和をもたらすと言われ、タイムトラベルの大冒険をしていた。
それから2年後には地獄へも行き、死神もメンバーに加えワイルド・スタリオンズは一世を風靡したのだった。

ビルとテッドが新たに挑む難題とは？！

2020年。カリフォルニア、サン・ディマス。
ビル・プレストンとテッド・ローガンは、相変わらず大の仲良し、家もお隣でいつも一緒。かつて中世から連れ帰った姫たちと結婚し、それぞれ可愛い娘を儲けていた。
しかしワイルド・スタリオンズは今やすっかり落ち目、もはや音楽性もカオス。
そのせいで時空にひずみが生まれ、様々な時空の人が別の世界へ飛ばされるというおかしな現象が起こり始めていた。

ある時、タイムマシンで未来人ルーファスの娘ケリーがやって来て、ビルとテッドは2720年のサン・ディマスに連れて行かれる。
ケリーの母、偉大なリーダーは、プレストンとローガンが、午後7時17分、MP46でバンド演奏し、全ての時空の人類を一つにして世界を救わなければ、時空は消滅し世界は滅びると告げる。
それは今から77分後。
曲もなければMP46がどこかも分からず、2人は未来へ行って曲を持ち帰ることにした。

みんな大冒険へ！

ビルとテッドは、早速、昔なじみの電話ボックスのタイムマシンに乗り込み2022年へ。
2年後の2人は、安ホテルの誰もいないステージで前座で演奏していた。
どう見ても飲んだくれのクズで、曲はまだ書いていないようだ。
さらに、2年後の2人から、未来の妻たちとともにタイムトラベルした妻たちが、将来を悲観して家を出て行ったと知らされ、慌てて現代に戻ることに。
彼らなりに妻たちへ愛を伝えて、急いで次の移動先へ。しかし妻たちは、入れ違いで来た未来の妻たちとタイムトラベルへ出かけてしまった。

一方、偉大なリーダーは、ビルとテッドの死により世界が救われるという説に傾倒し始め、殺人ロボットを過去に送ってしまう。
2人が音楽で世界を救うという父ルーファスの想いを信じるケリーは、殺人ロボットを止めるべく現代のビルとテッドの自宅へ。
そこにいたビルとテッドの娘TとBは、パパたちのピンチを知り、ケリーにタイムマシンを借りて過去へ向かった。
そして最強バンドを組もうと、ジミ・ヘンドリックス、ルイ・アームストロング、モーツアルトを見事スカウト。
2人は、働きもせず実家で音楽三昧、パパたちそっくりだが、誰よりもパパたちをリスペクトしていたのだ。

ビルとテッドは、5年後の2025年へ。
そこは豪邸で、5年後の2人は、曲を書き上げたと言い2人にCDを渡すが、実はミュージシャンのデイヴ・グロールの家で、曲も彼のものだった。
5年後の2人もクズで、ウォッカがぶ飲みのテッドは腹もぼてぼて、ビルはハゲ。
ビルとテッドとビルとテッドがひと悶着やっているところへ、グロールが通報してSWATが到着、警官であるテッドの父と弟も駆けつける。
さらに殺人ロボットが現われ、すんでのところで2人は電話ボックスで移動するが、殺人ロボットの放ったレーザーがテッドの父とSWATの装甲車に当たって消えてしまった。

2030年のサン・ディマス刑務所に着いたビルとテッド。
5年前のグロールの家の侵入でパクられた2人は、筋骨隆々、全身タトゥーの強面囚人になっていた。
ここでもビルとテッドとビルとテッドが揉めていると、そこに殺人ロボットが現われる。
しかしロボットは囚人たちにボコボコにされ、その間に逃げる2人。
タイムトラベル中の妻たちにバッタリ会い、囚人の自分たちを見られないよう誤魔化して移動していった。

地獄であの人と再会！

一方、TとB、ミュージシャンたちの一行は、紀元前まで遡り最強メンバーを集め現代へ帰る。
時空のねじれで飛ばされてきたラッパーのキッド・カディもスカウトし、練習を始めようとガレージへ行くと殺人ロボットが待ち構えていた。
ロボットはレーザーでTとB、ミュージシャン、ケリーまで殺してしまい、全員地獄へ落とされる。
残されたロボットは明らかな失敗に動揺するのだった。

2067年。ビルとテッドはサン・ディマスの老人ホームに着き、仲良し老人の2人を訪ねる。
その隙に老いた妻たちは、過去の妻たちをタイムトラベルへ連れて行くべく2人が乗ってきた電話ボックスに乗り込んで行った。
老ビルは曲を持っていた。それは「フェイス・ザ・ミュージック」。
2人に「プレストン、ローガン、7:17　MP46」と書いたUSBを渡した。
2人は老いた自分たちに別れを告げ、老人ホームを後にするが、またしても殺人ロボットが現われる。
しかしロボットは2人が曲を持っていると聞いてオロオロし始め、誤って家族を殺してしまったことを謝罪した。
2人は地獄へ行って娘たちを助けるために、自分たちを殺すようロボットに要求するが、曲を持っている限り殺せないと言われ、USBを破壊してしまう。
するとロボットはパニックになって自殺すると言い出し、飛び掛かった2人とともにレーザーを浴びて地獄へ落ちて行った。

ビルとテッドが死んでも、世界の危機は変わらなかった。
地獄へ来た2人とロボット。ロボットは、デニス・ケイレブ・マッコイと名乗り、2人に付いてきた。
悪魔に訊ねながら娘たちを探して無事に再会を果たし、ケリーやミュージシャンたち、テッドの父もいた。
地獄を抜け出そうと、2人は死神に交渉しに行くが、かつてのバンドのいざこざで2人に恨みを持つ死神は耳を傾けなかった。
娘たちが代わって、死神のベースを誉めまくってバンドにスカウトし、パパたちとの仲直りを取り持った。
そして死神ともども一行はSWATの装甲車で地上へ。
あと11分。

力を合わせて世界を救え！

時空は益々乱れる。
渋滞中のハイウェイに全員を乗せたSWATの車が現われた。
道の標識にはMP46とあった。バンドも揃っている。しかし、曲がない。
するとビルとテッドは壊れたUSBを見て、プレストンとローガンが自分たちではなく娘たちだと気付く。
楽器店のトラックから楽器を拝借し、トレーラーでステージを設営。
空には真っ黒の大きな雲が立ち込め、雷鳴が轟く。
そんな中、妻たちが電話ボックスで戻ってきて、今が一番幸せだと言いビルとテッドと抱き合った。
ビルとテッドは、時空を超えて一斉に演奏するために、妻とともに電話ボックスで世界に楽器を配ることにする。
それは上空で無限の電話ボックスとなり、4人で世界中に楽器を届けた。
バラバラだったメンバーたちの音を、TとBがまとめていく。
参加する気満々だったデニスはケリーに連れられ渋々未来へ帰って行った。
ステージの前には人々が集まり、MP46へ戻ったビルとテッドは、娘たちにギターを渡され、カウントダウンとともに演奏を始めた。
あらゆる時空で「フェイス・ザ・ミュージック」が演奏され、時空のひずみで飛ばされた人々は元の世界へ。
未来では、時空の歪みが元に戻っていく様子をケリーやデニス、偉大なリーダーが見守っていた。
TとBは言う。世界を救ったのは、みんなで力を合わせたことだと。

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